中古テレビ [シャープ] LC-19K7 を買いました

lc-19k7

一人用テレビが欲しいなと、何となく中古やジャンクを探していたら…見つけました、格安テレビ。
ハードオフ某店にて、比較的きれいな動作品の19インチが税込み4400円(!)
ただしリモコンなしのジャンク扱い品です。
付属品はB-CASカードのみ。
まぁカードが付いている分、再発行手数料を気にする必要はありませんね。

2012年製造なので購入時2022年で既に10年落ちです。
10年以上古いモデルは中古買取拒否される場合があるので、故障したら修理・売却とも不可と考えて処分するしかないです。。。

リモコンは1000円前後の互換品を別途入手するとしても、合計5400円程度とお手頃です。
ジャンク扱いなのが若干気になりますが、店頭で動作確認をさせてもらった上で購入することにしました。

lc-19k7

裏面。
端子部が豊富なのが一目で分かりますね。
最近は32インチクラスが「個人用」らしく、HDMIが2系統しかないことが多いですが、接続端子は豊富な方が便利に使えますね。
というか、32インチが個人用って大きすぎますよ…

lc-19k7

本体正面から、向かって左側には操作用のスイッチがあります。
「ホーム」ボタンから設定メニューには入れるのですが、リモコンがないと数字入力ができないのでチャンネル設定ができないようです。
ただ、購入時点で売っていたハードオフの住所地でのチャンネル設定はされていました。
店員さんが動作確認したのでしょうか?

lc-19k7

入力端子部。
この時代のテレビを中古で入手する大きなメリットが、このように19インチクラスでも豊富な外部入力を装備していることですね。
HDMIが3系統にD5映像対応のD端子、それにD-sub15pinのPC入力まであります。
PC入力の音声端子をHDMI 3番の音声に割り当てることも可能。
ゲーム用モニターとしてアップスキャンコンバーターを接続する場合でも融通が利く端子構成ですね。
D端子も現在のテレビからは削除されてしまったので、標準で装備しているのはレトロゲーマーにとって非常にありがたい構成です。

lc-19k7

入力4(D端子)は、何も接続されていない状態だと選択不可能。

lc-19k7

D端子ケーブルが接続されていれば切り替え先として選べるようになります。
接続した機器の電源が入っている必要はありません…

lc-19k7

ゲーム機を接続してみます。
こちらはNintendo Switch。
標準でHDMI出力ができるハードなので特に問題ないですね。

lc-19k7

こちらはプレイステーション2、D端子に接続しています。
ケーブルはコロンバスサークルの互換品ですが、非常にキレイに映っていますね。
ソフトは「アーマード・コア3」。
デモンエクスマキナよりもACシリーズをスイッチあたりに移植してくれませんかね。

lc-19k7

表示の滲みもないので、細かな文字も見やすいです。

lc-19k7

拡大した写真を。
クッキリしたドットが見えます。
これ以上はハードの限界かと…

lc-19k7

今度はHDMIにPCをつないでみました。
Windows10のロック画面。
こちらも問題ないですね。

lc-19k7

映像ソースを判別して、自動でプリセットから画質を調整してくれるようです。

lc-19k7

PC側が解像度を自動で720pにしてしまいました。
ディスプレイ名は「SHARP HDMI」と認識されていますね。
この表示では滲みがあるのでドットバイドットに変更してみます。

lc-19k7

1360×768がドットバイドットの解像度です。
表示は非常にクッキリしましたね。

lc-19k7

PCゲームもプレイしてみます。
こちらは前作から10数年ぶりに奇跡の続編発売となった「シェンムー3」。
4の発売はまだですか?笑

lc-19k7

メニュー画面も見やすいです。

lc-19k7

今度は「Bloodstained:Ritual of the Night」。
コナミで悪魔城ドラキュラを作っていたプロデューサーさんが独立して作ったアクションRPGですね。
久しぶりに起動したらアップデートが入りました。。。

lc-19k7

それにしても10GB超のアップデートとは…
光回線じゃないと辛いですね。。。

lc-19k7

長いアップデートを経てこちらも無事に起動。

lc-19k7

ゲーム画面。
こちらはアクションゲームですが、残像感もなく見やすい画質です。
このゲームは様々な機種で発売されましたが、以外と高スペックを要求するので環境があればPC(Steam)版がおすすめです。
特にSwitch版はロード長すぎのモッサリでかなり辛い…

lc-19k7

ステータス画面の表示を近距離から撮影。
文字の潰れなどもなく、クッキリと映っています。
これくらいのゲームをやるならフルHD解像度にこだわる必要性は感じませんね。

lc-19k7

テレビ本体には録画用のHDDを接続するためのUSB端子がありますが、ここから他の機器に電源を供給することもできます。
片側がMicroUSB端子になったケーブルを用意しておくと、少し前にブームになった復刻版のミニハードを遊ぶ際に便利です。
こちらは「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」。

lc-19k7

テレビ本体のUSB端子からの電源供給でクラシックミニ・ファミコンを起動しているところ。
電源・映像の2本のケーブルを両方テレビと繋げば良いというのは非常にお手軽です。
USB端子は1つしかないのでこの状態ではテレビの録画機能を使えませんが、管理人はテレビ録画にはNASNEを使っているのでテレビ本体の録画機能はそもそも使いません。。。

lc-19k7

こちらは追加で入手した互換品のリモコンです。
Amazonの口コミ数が多いエレコムのものと非常に迷いましたが最終的にシンプルさを選んでELPAのこれ(IRC-203T)に決定。
説明書にはメーカーコードの設定方法が書いてありましたが、購入した状態で特に何の設定も必要なくテレビ側が反応してくれてそのまま使うことができました。
ボタンはゴムですが押し心地もよく、シンプルなリモコンとして特に不満なく使えていますね。
ゲーム用途のテレビと組み合わせる場合、このリモコンのように入力切替ボタンが大きいと非常に使い勝手が良いですね。

難点を上げるとすれば、BSとCSの切り替えボタンが共通なため、地上波とBSの切り替えを行うときに「地上波→BS→地上波→CS→BS」といった順番でしか切り替えができないこと…
前回BSを選んだ後に再度「BS/CS」ボタンを押すとCSに切り替わってしまうので、地上波を見た後にまたBSに切り替える場合、「BS/CS」ボタンを2回押す必要があるんですね。
頻繁にBSを見る人には煩わしい部分かと。
それと番組表で番組の詳細を表示できないことですかね。。。(対応するボタンがない…笑)
見ればわかりますが、録画関連のボタンはそもそもないという割り切りぶりです。

右上に大きく配置された入力切替ボタンがとにかく使いやすく、豊富な入力端子を備えたこの年代の中古テレビとは非常に相性が良いリモコンです。
本体のボタンでカチカチ切り替えるのはやっぱり辛いので(笑)、本体のみの中古を入手した際は何かしらのリモコンを手に入れるべきですね。。。

今回のまとめ(管理人の個人的感想)

・古めのテレビが装備している豊富な外部入力はゲーム用途に便利。
・10年前の型落ち品でも(正常動作品なら)画質に特に不満はない。
・フルHD解像度にこだわる必要はない。
・中古品の購入時はB-CASカードが付いているかどうかは最低限チェックしよう。(新たに入手するには再発行手数料がかかるため)
・リモコンはシンプルな互換品で充分。というかその方が使いやすい場合まである。
・MicroUSBケーブルで復刻版ミニゲーム機に給電しよう。ミニハードの手軽さが活きる。